4月, 2018年

「中野のきず菜」パンフレット2018年版の掲載

2018-04-26

「中野のきず菜」パンフレット2018年版の掲載

 

きず菜は中野が地元です。

中野区の都市環境に合わせ、屋上での水耕栽培で育てた地元の野菜です。

 

もとは東南アジアで自生しているエン菜で、中国では空心菜、もっと南のベトナムでは

ザウムオン、ラオスではパックボーンと呼ばれ、皆さん盛んに食べております。中華料理、

タイ料理、ベトナム料理に重要です。

 

日本でも市場では、空心菜、あさがお菜、筒菜の名称で販売されています。でも日本の気候では、

虫の害が多く農薬の使用が必要になりますが、都市の屋上は温暖化とヒートアイランドで、

暑くて虫がつきにくく、農薬は不要です。植物の生育に合わせた条件を整えることにより、

新鮮な夏野菜として驚くほど収穫できます。地元生産の安心・安全の高級中華食材です。

 

独特の匂いや香りもなく、あく抜き不要のエコ野菜、シャキシャキ感あり、ほうれん草との

単純比較で、カルシウム4倍、ビタミンA5倍、ビタミンB群2倍、ビタミンC2倍、

その他カリウム、βカロチン、食物繊維、鉄分、ポリフェノール類も豊富です。

サラダ、炒飯、油炒め、ベーコン炒めなど、和風でも、天ぷら、味噌汁の具、吸い物、

おひたし、和え物、卵とじ、オムレツ、野菜カレーなど、工夫してお召し上がり下さい。

 

茎の部分、葉の部分を分けて料理にできます。どんな料理にも利用でき、カルシウムは、

骨だけでなく心臓にも必要、繊維分は大腸がんを防ぎ、健康推進に欠かせません。

 

わたしを空心菜と呼ばないでください。わたしは人と人との絆を大切にする中野で生まれた

きず菜です。小冊子「中野の野菜・きず菜ちゃん」は98枚の写真で18ページにまとめ、地域

資料として中野区立中央図書館に保存されています。当NPOのホームページではカラーで

見られます。                  みなさんに大切に育てられた野菜です。

 

「生で食べ、おいしいねと、孫が言い」

・・・・野菜嫌いをなくし、中野にいるから食べられる健康野菜です。

 

COP21、パリ協定、これからの地球をまもるため、二酸化炭素を減らす地域活動です。

 

中野のきず菜パンフレット2018 はこちらから

「きず菜」パンフレット2018

第33回 市民環境学校【都市における樹木の役割(6)】 のご報告

2018-04-26

第33回市民環境学校

 

市における樹木の役割に関する観察を通じて、現象を科学的に捉える方法や得られた結果を活用して

環境を守るために、私たちの今後の行動について議論する学校です。

今回は、中学生を対象とした発表会と発表者(未来の科学者)の交流を企画しました。

 

日時: 平成30年1月27日(土)10:00~14:00

場所:JR飯田橋、東京理科大学、理窓会館(ポルタ神楽坂)、近代科学資料館

  (東京都新宿区神楽坂1-3)

プログラム

10:00 開会挨拶 吉田政高 

10:15 講演 「なぜ植物は緑色を選択したか」

NPO法人 グリーンサイエンス21 副理事長 海賀信好(理学博士)

10:40 発表  お茶の水女子大学附属中学校 ”水質汚染~私達にできること~”

       大田区立大森第六中学校 ”ハーモニー~洗足池の環境~”

11:50 講評 校長 坂本弘道 

12:20 サンドイッチミーティング、中学生の交流

13:20 近代科学資料館見学(世界初日本の乾電池)

   大村智先生ノーベル生理学・医学賞受賞記念展示  記念撮影

 14:00 解散